海外挙式の人気が高まる中、国内の結婚式にも海外で行われる演出を取り入れるカップルが増えています。
人生に一度の大切な日だからこそ、ひと味違う海外結婚式のアイデアでロマンチックに演出してみませんか。
みんなの前で永遠の愛を誓うワインボックス&ファイティングボックス
国外の結婚式で多く用いられる演出に「ワインボックス」や「ファイティングボックス」があります。
ボックス(木箱)の中へ手紙とワインを入れて封をすると言う演出で、いわば「新郎新婦のタイムカプセル」的なものです。
ゲストが見守る中、カップル二人でボックスにくぎを打って封印する共同作業が結婚式の雰囲気を盛り上げます。
手紙の内容はというと、カップルが自分達にあてたものです。
二人で封印したボックスは10年目の結婚記念日に開封されるまで大事に保管されますが、もし大げんかをしてしまった時があれば、この時に開封して結婚当時に持っていた互いの気持ちを思い出すためにも使われます。
ゲストの前で自分達の想い(愛)をボックスへ封じ込めるスタイルは結婚式の演出の素敵なアイデアとなるでしょう。
12の誓いをバラに込めて… ダーズンローズ
結婚式の演出には世界中様々なアイデアや風習が用いられますが、ブーケとなる「ダーズンローズ」は花嫁が最初から持つものではありません。
日本では入場前に花嫁がブーケを持つのが一般的ですが、「ダーズンローズ」はまず新郎が始めに持ちます。
しかも、入場してから一輪づつゲストから手渡され、最終的に12本のバラでローズブーケをつくってから、花嫁へ手渡されます。
手渡す際は、プロポーズをするイメージで行うと素敵な演出になるでしょう。
「ダーズンローズ」は海外の伝統的な挙式の演出で、12本のバラには、幸せになるという意味がこめられています。
ゲストが参加することもあり、皆にあたたかく祝福されている雰囲気が伝わって感動的なワンシーンになることでしょう。
ガーデンウェディングでシャンパンサーベル
「シャンパンサーベル」はフランスで古くから行われていた儀式として知られています。
中世にさかのぼりますが、海軍によって出発式の際に行われ、無事の航海や帰還、戦の勝利を願う意味が込められたセレモニーでした。
現在では、カップルが人生の船出を祝うという意味や、縁起の良いセレモニーとして結婚式の演出などに用いられています。
「シャンパンサーベル 」は新郎かソムリエなどがシャンパンボトルの首元をコルクごとサーベル(刀)で切り、封を開ける演出です。
勢いよく行われる動作が豪快かつ華やかで、ガーデンウェディングに用いる演出のアイデアにはぴったりでしょう。
サーベルで開けられたシャンパンをゲスト達に振舞えば、より一層盛り上がります。