結婚式の日取りは、慎重に決めたいものですね。まずは、情報収集を念入りに行って、スケジュールプランを立てるようにしましょう。中には、結婚式の日取りについて気に掛けるカップルもいます。さまざまなケースを想定しながら決めていきましょう。
結婚式の日取りでは六輝・六曜を意識する方も
六輝とは六曜とも呼ばれており、日の吉凶を占うものとして、江戸時代に中国から伝わりました。
縁起が良い日として、大安が挙げられています。
すべてにおいて吉と定められており、結婚に最適な日として昔からとても人気があります。
ほかに、友引も結婚式の日取りに適していますが、正午は良くないと言われており、一般的には午前や午後に結婚式を挙げることを選ぶ傾向があります。
先負は午後が吉、先勝は午前が吉とされています。
また、一般的にあまり縁起が良くないとされてきた仏滅・赤口ですが、近年ではあまり気にされない方が増えてきました。
大安に人気が集中しがちなことから、「仏滅プラン」などのお得な料金設定のプランを作っている結婚式場もあるほどです。
古くからの「縁起のよさ」を重んじるか、少しでもお得に結婚式を挙げるかは、新郎新婦の意向によって選択できる時代になったといえます。
結婚式の日取りに注意した方がよいケース
日取りを決める場合には、結婚式のスタイルについて配慮するとよいでしょう。
キリスト教式は西洋の結婚式ですから、大安など六輝を気にする風習がありません。
そのために、キリスト教式を選ぶ場合には、あまり六輝にこだわらない風潮が見受けられます。
同様に、宗教色がない人前式の結婚式でも、六輝で日取りを決めないケースが多く見られます。
けれど、神前式や仏前式など、日本古くからの伝統的な結婚式を挙げる場合は、少し注意した方がよいかもしれません。
特に年配者で縁起を重んじる方の中には、仏滅=縁起がよくないと考える方もおられ、日取りを知って快く思わない可能性もあります。
そのようなことが起こる心配がある場合には、念のため結婚式の日取りに配慮された方が安心でしょう。
日取りを気にしない場合は費用が安くなる?
キリスト教式や人前式の結婚式を挙げる予定があるならば、日取りの選択に工夫する方法がおすすめです。
なぜなら上でもご紹介したとおり、仏滅や赤口など結婚式にはあまりふさわしくないとされている日取りの場合、費用が安くなるという傾向があるからです。
「仏滅パック」を用意している結婚式場も多くあり、通常のプランと同じ内容ながら料金がお得になるケースもみられます。
もしも日取りを気にせず少しでもお得に結婚式を挙げたいなら、仏滅や赤口を重点的に選びましょう。
スケジュールプランを立てる時に、仏滅や赤口をあらかじめピックアップしておくと便利です。
ブライダルフェアを訪れる場合には、仏滅プランの取り扱いについて問い合わせてみましょう。
割引率などを教えてもらうこともできますので、費用を節約したいなら積極的に相談しましょう。